2016年1月3日日曜日

台湾旅行記その4(2015年12月)

☆三日目(前編)

一日目は徒歩で近くに移動しただけ、
二日目は体力温存につとめてひたすらタクシー移動でワープしてしまったため、
なんだか外国に来た感が非常に薄い今回の旅。
ということで、三日目はちゃんと自分で地下鉄に乗って、
地図を見て町中を移動することに。


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今日の朝から訪れたのは、
北門駅にある「黒點鶏肉」という店。

この店は台湾サイトで調べた中でも、最も美味しそうな雰囲気がしていて、
個人的に相当期待をしている店。

 

地図的には分かりにくい立地という訳ではなかったのですが、
看板がないので、たどり着いても本当にこの店がそれなのか分からず。

しかし、店員さんに聞いてみると、間違いなくこの店が、
私達が目指していた「黒點鶏肉」でした。
飾り気が一切無い雑多な雰囲気なのに人が大勢賑わっていて、
メニューも一切壁に掲げられていないこの雰囲気…。

美味しい予感がプンプンしますね!


私達が頼んだのは、

・鶏油飯
・鶏むね肉
・魯蛋
・青菜炒め
・下水湯

この、ご飯・肉・タマゴ・青菜・スープの
組み合わせで一セットが基本みたいです。

うーん、なんてバランスが取れた食事なんだ…。
今日は他にも食べたいものが沢山あるため、
二人でこの一つのセット。

ではまずご飯からいただきましょう。

鶏肉飯じゃなくて、鶏の油がかかってるだけのご飯なんですね。

このかなり控えめなルックスのくせに
自信満々な感じ…好き!



うっこれは…!?

かなりうまい!
夜市で食べたのも中々だったけど、
正直レベルが違う!

思わず二人でむしゃぼります。

すると店のおばちゃんから
「このご飯はタマゴと食べると美味しいよ」
と神アドバイスが。

その言葉を聞いて私たちは、真っ二つに割られた半熟タマゴに箸を伸ばします。

外国でこのとろとろ具合は珍しい気がします

うまいっ…!

このタマゴ、このご飯と合わせたら一番美味しくなるように作られているのでは…?

そのままムネ肉にも箸を伸ばします。
当然ながらぶりっぶり。超良い歯ごたえ。パサツキ一切なし!
これもまあ、タマゴとご飯に合うこと合うこと!
ホントこれを思い出すと書いている今でも食べたくて仕方ありません。

青菜の炒め物もちょっとしょっぱくて大変味が良く、
下水湯(鶏の内臓のスープ)も中々に美味しかったです。

本当に美味しかったです。
ついに台湾でも、ビビビッと脳天に来る美味しい店を
みつけることが出来ました!


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私たちはご機嫌のまま、次の場所へと移動することに。
途中で、苦くて飲めないという噂の
苦茶を出してくれる店があったので、立ち寄ります。


確かに超苦いは苦いんですけど、
苦いだけでまずいわけではないので、私は普通に飲めました。

飲んでいる最中に、店主らしき人に、

「日本人だよね?北京で仕事でもしてたの?」

と話しかけられました。
どうやら私達、北京訛り丸出しみたいです。
実はこの店以外でも、すでに二回ほど言われてました…
うーん、台湾歴2日の私たちには、私達のどこが北京丸出しなのか全く分からない…


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次にたどり着いたのは、西門駅
なんだか原宿のような、ソウルの明洞のような、どことなくちゃら付いた若者の街。

私たちが目指していたのは、
ここにある「阿宗麺線」
台湾ではモツとそうめんを煮込んだ
麺線という料理が名物で、
一番人気があるのがここだと読んだからです。

たどり着いてみると、店の中は人だかり。
なんかテカテカしててあんまり店構えは
美味しそうには見えないんだけどな…?


まあそんなことを思いながら、とりあえず注文。
パクチーオンしてもらいました。


出てきたのは、
尋常じゃない位の鰹節の匂いと、
化学調味料の匂いが漂う、
とろみのあるモツ入りスープ麺。

トッピングは、辣油とお酢とにんにくの三種類あって、お客は各々適当にぶち込んでます。
私も一種類ずつぶち込んでみました。

うっ…この辣油…超辛い…。
深みも何もない、ただ無意味に辛いだけの辣油…。
この辣油だけで、台湾に辛いもの文化が浸透していない事を感じてしまう辣油でした。

さて、一口食べると、これがもう、かなりコショウの味がきつくて、辛いくらいです。

でも、正直な話…
すごい好きでした…。

なんだろう、すごくくせになる。
いや~~なんかもう美味しいかどうかはしらんけど、好みだったわ!
また食べに来ちゃうパターンの味だわこれ!



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