2019年2月2日土曜日

上海子連れ旅行記その3(2017年3月) 上海ディズニーランド前編

☆3日目(前編)☆

上海初めてでもないのに、2日目に詰め込みすぎたし、
今回完全にノープランでだったため、完全にすることがなくなって手詰まり。

特に気乗りはしなかったが、上海ディズニーランドへ行くことに。
でもこれが大正解だった。超楽しかった…。

不安定な天気の中、なにかあったらすぐ帰ればいいや、くらいの気持ちで、タクシーを捕まえて、そのまま上海ディズニーランドへGO。
1時間くらい揺られて、降ろされたところは、ものすごくだだっ広いタクシー乗り場。
デスタウン感
世界から人類は消えてしまったのかと思うほど閑散としている。
おいどうした、中国人は13億人いるんじゃなかったのか!?


冷たい風と降ったり振らなかったりする雨の中、ベビーカーの前に傘をさしたりささなかったり、さしたと思ったら大したことないなと思って閉じてみたり、そうしたら思ったより濡れるなと思ってさしてみたり、さしたら風に煽られて面倒になって畳んでみたり、そんなことを繰り返しながらタクシー乗り場から入り口へ向かう。
段々歩いていく人の姿が増えてきた。しかし、入り口は一向に見えない。大きな土産物屋は横にちょこちょこ並んでいる。
「あれ、もしかして、ここ、めちゃくちゃでかい・・・?」
規模はとても大きいが、ちゃんとぜーんぶディズニー独特の作りこみをされていて、レベルが高い…。
そしてとにかく新しくて綺麗だ。
やっと入り口にたどり着く。
支払金額は高め。レートによっては日本よりちょい高。


そして中に入ると、遥かむこうに、日本のシンデレラ城と似ている城が見える。

えっ、ちょっと待って、そっくりだけど、日本と同じ感覚で見たら、なんか全体的に縮尺おかしくない?
あれめちゃくちゃでかくないか?


入ったところすぐに、パフォーマーがいてパフォーマンスを見せてくれる。
このパフォーマーの雰囲気も完全に日本のディズニーと同じ。

なんか、上海ディズニーランドって言ってたから、ディズニーに中国の接客要素がミックスされた、独特の文化が形成されてるのかと思ってたけど、完全に日本と質が一緒だ・・・。
東京から飛行機で3時間のところに、巨大なネオディズニーランドがもうひとつできたってことかこれ・・・。


何も考えてこなかった分、目の前に広がる光景を目の当たりにして、どんどん高まっていく私のテンション。
ディズニーシー以来の、新たなディズニーとの出会いがここに待ってる!?
混乱したままとりあえずガラガラのキャラクターグリーティングに入る。
あんまりグリーティングの良さわからないけど、なんか日本だとキャラクターグリーティングって結構混んでるから、こんなに空いてるなら入らなきゃ損だと思って…。
なにもわからないまま、ライオンキングに出てきたマンドリル(多分)と写真を撮った。
特に誰も嬉しくなさそうな写真が撮れた…。
マンドリルはやや嬉しそうである。

…いや、なんか違う気がするな。こういう写真を撮りたいんじゃないん気がするな。
とりあえず一旦落ち着こう、というか、体制を立て直そう。
このまま無軌道に歩いたらもったいない。最低限なんの乗り物があるのかを把握して、何に乗るかだけは決めておこう。
とりあえず近くにあったレストランに入る。

おお、雰囲気ある。写真はぶれてるけど、かなり良い感じ。
ほんとにカリブ海の屋外あたりでご飯食べてるかんじだ…。
とりあえずご飯を注文。なんかチキンとライスのセット。

めちゃくちゃまずい。付け合せも最悪。

…うおおお~!まずい!!
これは久々にまずい!久々にまずいぞこれは!こんなひどいのは久々だ!
中国は日々進化しているから今後は変わっていくんだろうが、現時点では中国人中華料理以外劇的に下手くそだからな!
しょうがないな!!
なんとなく乗りたい乗り物に目星をつけて、さあ移動開始。


まずは出たところすぐにあるカリブの海賊に行く。

なんか入り口微妙にダサい気がするうな。なんか中身が想像できない…。
まあいいや、入ったろ。ガラガラだな。
船着き場はまあ普通。
そのまま船に乗ると、反対側にブルーバイユレストランにそっくりな店が見える。

船が動き出すと、日本のライドの冒頭とそっくりの動かない骸骨たちのシーンが。
音楽は違うけど。
あとここ気にするの変だけど、全部中国語なの、やっぱりちょっとウケるな…
中国人からしたらそんなとこウケられても困るだろうけど…
しかし、ほぼ日本と同じじゃん。よく知らないけど、やっぱり日本のを移植しただけなのかな?

と、その時。雷がピカッと光って骸骨がジャックスパロウに!

あっ、違う!日本と全然違う!!


その瞬間、船がものすごい勢いで海に沈んでいくのを感じた。

えっ、やだすごい。想定外。沈むのこれ?
気づいたらいつの間にか360度フルスクリーンで、我々は海の中。
フルスクリーンの空間にリアルな沈没船が作られていて、私達はその中を縦横無尽に通り抜けながら船の隙間から海の様子を見る。
えっ全然違う!マジすごい。緩急すごい。
これ考えた人まじで天才では!?
演出もすごいし、テクノロジーもすごいし、カリブの海賊まじすごい!
めちゃくちゃ盛り上げる。まさかカリブの海賊がこんなに盛り上がる乗り物だなんて…。
始終鳥肌立ちっぱなし。終わったあとに思わず拍手をしてしまいました…。

それと同時に、日本のカリブの海賊を思い出し、少し落ち込む。
だって日本のカリブは、中国カリブの最初の「なーんだ、大したことないじゃん」っていうシーンが、延々と続くだけなんだよな…。
作られた時代が違うから仕方ないけど、新しいものはやっぱすごい。
日本のカリブの海賊はクラシカルで、めちゃくちゃ古い…。ほのぼのするけど、乗り物としての楽しさを考えるとちょっと…。
日本に来た中国人たちが最近こぞって「日本は全体的に古い」という理由がここからもわかる気がした。うっ



上海子連れ旅行記その1(2017年3月)
http://kaminomajio.blogspot.com/2019/01/20173.html
上海子連れ旅行記その2(2017年3月)
http://kaminomajio.blogspot.com/2019/01/20173_29.html
上海子連れ旅行記その3(2017年3月) 上海ディズニーランド前編
http://kaminomajio.blogspot.com/2019/02/20173.html
上海子連れ旅行記その4(2017年3月) 上海ディズニーランド後編
http://kaminomajio.blogspot.com/2019/02/20173_2.html


0 件のコメント:

コメントを投稿