2020年1月8日水曜日

釜山4歳児&0歳児連れ旅行記その1(2019年12月)

2019年5月に次女を出産し、久々の海外旅行!
一応9月に石垣島には行ったので、次女にとっては2度目のフライト!
近さと気温と料金などを色々鑑みた結果、またしても釜山に・・・。
2019年2回連続!

1日目
成田から釜山へ。
今回は遅延もなし、2時間で到着!
赤ちゃんは寝る時間を調整しまくったので、飛行機に搭乗した瞬間に爆睡。
途中で起きるものの、着陸のときもまた爆睡で問題なし。
本当にうちの娘達は飛行機乗るの上手だな~?

今回宿泊するのは、ハウンドプレミアナンポホテル。
とても新しいホテルで、チャガルチ駅のすぐそば、少し歩くと繁華街BIFF広場と、立地も抜群。
ファミリー向けのダブルベット+クイーンサイズベッド部屋もあって、最大4人泊まれます。
今回は赤ちゃん連れなので、基本チャガルチと南浦洞から動かず、
いつでもホテルに帰れるようにしておくという無理しない作戦。

ホテルについたのは4時過ぎ。
荷物をおいて少し休憩したら、夕飯を食べに繰り出します。
行った店はちょっと高級韓定食の店、「クンチッ」。




どうしてもカンジャンケジャン(生のズワイガニを醤油漬けにした料理)が食べたかったので、釜山で食べられる店を探した結果、ここが一番美味しいのかな?と…。
釜山、海鮮が名物なのに、カンジャンケジャンの名店的なものが意外とないんですよね。





頼んだのは、カンジャンケジャン定食と、アワビ醤油漬け定食。
まずはバンチャン(付け合せ)が来ます。長女はこれとご飯で食事を取らせます笑


さあお待ちかねの二品!
それぞれ3000円くらい。
安くはないですけど、まあカニとアワビだからこんなもんですよね。
安いところで食べると地雷になりがちなメニューだし…。
しかし数年ぶりのカンジャンケジャン、美味しかった~。
やっぱ韓国と言えばこれって感じですね。
私のカンジャンケジャン欲、成仏いたしました。


ホテルまでの帰り道がBIFF広場!
色々散歩して帰ります。
この通り、各種化粧品の店もたくさん揃ってるので、買い物にも大変便利。
さすが観光スポット。

BIFF広場の屋台と言えば、ホットク!
釜山のホットクは小ぶりでナッツたっぷりで、私が知るソウルのホットクとは違うらしいので楽しみ。
土曜日のためか、広場はものすごい人。ホットク店も大行列!
中でも一番行列ができている店に並びました。
でも回転早いのですぐに買えます。


う、うますぎる…。
ひまわりの種やかぼちゃの種が、ぼろぼろと溢れ出る…。
考えた人天才か?結局このホットク、帰国まで4日間毎日食べました…。

結局ちょっと散歩してちょっと買い物して、7時くらいにホテルに帰って赤ん坊を寝かしつけました。

2019年5月28日火曜日

香港子連れ旅行記その3(2017年9月)

さあ食べるものも食べたし、あとはホテルに帰って夕食までひと眠りだ!
暑い中、中々来ないタクシーを待ち、なんとか前の客が降りたタクシーを走って捕まえに行きます。
しかし、行き先を告げると断られる…
でも、広東語なので何を言っているのかよくわからない!
そのあともう一台捕まえるが、やはりだめ。
一体なぜ!?携帯で調べてみると、意外な事実が判明。
九龍半島のタクシーは香港島には入れず、香港島のタクシーは九龍半島には入れないらしい…。
マジで!聞いてないぞ!?
となると、今からまた駅に戻って今度は地下鉄で帰るしかないのか…?ここまで来て、またそれを…?

全員あてどない怒りでぶち切れ状態。
しかし、ぶちぎれてもどうにもならない、帰らねば。
再び重いベビーカーを引きずり、暑さと湿気と疲れで泣きそうになりながら駅に向かう。
くそっ、クッキー捨ててやろうか!

やっとの思いで駅に到着。さあもうこれで九龍半島へ戻れます。
まずは私と夫が電車に乗り込んだと思ったその瞬間、電車のドアが前触れなくいきなりしまってしまいました。
ホームには、乗ることが出来ずポカーンとしている母が…。
えっ!?マジで!?
そういえば海外の電車、日本と違っていきなり締まるんだったんだ…。すっかり忘れていた!!
しかし母親はSIMカードも入れてないから携帯も通じないし、英語もしゃべれないし、ホテルの位置も多分覚えてないし、
そもそも海外慣れてなくて、私がいないとダメなのに~!
めちゃくちゃ焦って、一応ジェスチャーで、「次の駅で待ってる!」と伝える。
母親は頷くけど伝わってんだか伝わってないんだかわからない…。
しかし、次の駅に着く前にラインが。
「駅のWi-Fiにつなげたよ。次の駅で待ってるんだよね?」
あ~よかった!
結局何とかなったけど、この騒動でドッと疲れてしまいました。

ホテル到着後。
夫がすぐに「俺はもうだめだ、いったんマッサージに行って回復を図ってきていい?」と言ってきました。
我が家は夫の体力が生命線で、私の体力が万が一死んでも夫さえいればなんとかなるので、私の体力よりまず先に夫を回復させることが大事。もちろんオッケー。
母親は別の部屋で寝ている。

夫がマッサージに行っている間に、娘にはおもちゃとiPad与えて放置して寝ようとおもったら、今迄体感したことない頭痛が襲ってくる…
おかしい、こんなに痛いの、生まれて初めて!
5分くらい耐えたが、あまりの痛みにもがき苦しみ、泣きながらロキソニンを飲む。全然効かないよお~。
ベッドの端に頭をぶつけてみるが、なんの意味もない。
でも何もしないのは耐えられないし、ガンガンぶつけてみる。
そうやってぐおおと暴れまわっていると、娘がめちゃくちゃ心配してくる。
すまん娘よ、でもそんな心配何にもならない!あああ~
SIMカードが入っていないから繋がりようがないとは知っていつつも、
夫の携帯にラインで「死にそう」と送り続ける。メンヘラ。
ああ、一時間が永遠のように感じる…今日は何回永遠を感じればいいのだ…。

そうしているうちに、やっと夫が帰宅した。
私は半泣きになりながら「頭がいてえよお!」と絶叫。
夫はあわてて私の首と肩を触り、「これは、大変なことになってる…!」
一時間以上かけて、疲れでこわばってゴリッゴリになっていた、頭と首と肩をほぐしてくれて、嘘みたいに頭痛が消えた。
ありがとう、夫こと専属マッサージ師…。
その後、一時間程度仮眠を取ることに。
眠りの中で薄れゆく意識の中で私は思った。
今回の香港旅行、人生最高にきつい…。
前回の台湾旅行も、上海旅行も、子連れ旅行になってから、疲労が増してめちゃくちゃきつい…。
楽しさよりつらさの方が上回っている可能性すらある…。
これが完全に超えた時、きっと私は、海外旅行行かなくなるのかもしれない…。
しかし結局この後帰国後すぐにGW一週間の四川北京旅行予約しました、バカだから!
のど元過ぎたらすぐ熱さ忘れちゃう!
ただ、この旅で適度な動きも学べるようになったし、子供も大きくなって楽になったから、
結局一番つらかったのはこの香港旅行だけでした!


夕飯は、私が仮眠して死んでいるときに夫が探した鴨鍋の店へ。
確かに今回鍋系食べてないし、鴨鍋かなり久々だからいいね!
ということで、タクシーで金撈老鴨湯刺身火鍋專門店へ。


体力も私と母は大分回復。娘は途中で寝てるし体力有り余る二歳なので元気。
店内、猥雑な感じで大変良い。南方中華って感じだ~

前菜には、鴨の舌が出てきた。下のくちばしと一緒に出てくるので、閻魔大王さながら引き抜いて食べます。
中華圏では鴨はベロも水かきも血も余すとこなく食べるのが普通なので、特に抵抗なく食べる。
母親は最初はひいていたが、負けず嫌いだし、昼に脚を食べられなくて煽られた記憶も新しいので、果敢にチャレンジしていた。
「ほら!私、別にこういうの全然平気だも~ん。さっき食べられなかったのはたまたま!」だそうで。

到着した本命の鴨鍋。鴨が半分まるごと入っているので、具はあんまり頼みすぎない方が良いとのこと。
お味はまあまあ、こんなものかな。久々で良い鴨の味。でもとにかく脂っこかった。
そういえば最近食べてなくてすっかり忘れてけど、鴨ってめちゃくちゃ脂多くて胃がもたれるんだった…。


トッピングはそんなに頼まない。
鍋には欠かせない牛のセンマイと、鴨の血を固めたもの。
そして火鍋に入れるメニューとしてはあまり見たことなかったので、豚ガツを頼んだ。
このガツが脂っこいこと…完全に失敗。
ただでさえ脂っこかったのに、さらに倍増。
娘は相変わらず、鴨の血を何だかも知らずに「ふわふわうまい!」と食べていた。
この人ほんと鴨血好きなんですよね。

虫とか怖くて触れない乙女なのに、母に知らないうちに食べさせられててかわいそう…。
でもここの鴨血はまずかったです。
娘は帰りにチュッパチャップスもらってご機嫌でした。
前回の上海旅行の時ももらったけど、まだ小さくて食べられなかったもんな~
でもそろそろ平気だろうということで、解禁。
嬉しそうに「あめは、ガリガリたべるんじゃなくて、ぺろぺろなめるんだよ!」と言ってぺろぺろしていました。

その後、鍋の店の近くにあったミルクプリン屋へ。

香港のミルクプリン、有名だから前回から気になってたんですよね。
食べてみたら味は普通。普通というか、まあ香港に限らず大陸のどこにでもある感じの牛乳プリンだった…
北京でもっとおいしいの食べてたのでそんなに目新しく感じないのかも?


これで二日目終了。
死ぬほどつらい一日でした!


香港子連れ旅行記その2(2017年9月)

☆二日目☆

地獄の二日目となりました。
二泊三日いかにノルマをこなすかしか考えず、ものすごくハードに動いてしまった上に、
あり得ない気温の高さと湿度の高さに完全にやられて、家族全員死亡することに…。
人生史上一番体力的にきつい旅になってしまった…。
暑い時期の香港は無理は禁物!


朝ご飯は、ホテルの近くの比較的google評価の高い茶餐廳へ。

茶餐廳は香港で言うファミレスみたいな立ち位置だという、謎の営業形態の店です。
でも、ファミレスという一言ではとても形容し難いカオス。
日本語では形容できません!

私が頼んだのは、香港名物のパイナップルパンとおしどりコーヒー。
パイナップルパンは大体メロンパンみたいなもの(個人の感想です)
紅茶とコーヒーを合わせて練乳を混ぜたおしどりコーヒーは、紅茶とコーヒーを合わせて練乳を混ぜた味がしましたね。
まあ良く考えると超おいしくなるわけない気がするし、コメダ珈琲のモーニングにそんなに高いハードル求めないと思うので、たぶんこんなもんでしょう。

夫は香港人が大好き出前一丁に卵を落としたやつを食べていました。
スープ薄めすぎてて全然味してなかった…(でも全部食べてた…)
香港に来て出前一丁を食べるというのは一種のだいご味だと思うので、理解します!


その後ホテルのシャトルバスに乗って、チムサーチョイへ。
下りた先でジェニーズベーカリークッキー缶を、6缶買い込みます。
香港ではあちこちの道端でテディベアがプリントされたクッキー缶が売っているのですが、それは全部ジェニーズベーカリーの偽物のクッキー!
オリジナルはジェニーズベーカリー本店で売っているこのクッキーだけ。
そんなにパクられるほどおいしいなら、というわけで今回沢山買い込んでみたのです。
クッキー缶という物がそもそも好きだし…。
(ちなみに帰国後食べたけどすごい美味しかったです。ハマる)
しかし、ベビーカーの下に乗せておけば大丈夫だろうとタカを括って購入したこれが大間違い。
道が悪い香港で、この温度・湿度で、こんな重くなったベビーカーを押すなんて、完全に間違いだった…。
押しているだけでものすごい勢いで体力が奪われる私たち。

それでも歩みを止めるわけにはいかないので、何とか頑張って目的地のフェリー乗り場へ。
クーロン半島を飛び出して香港島にわたるのです。
逃げ場のない暑さと、まとわりつく湿気…
体の内部からあふれるような火照りの中で、何とか重いベビーカーを押してフェリーに乗って一休み。
しかしこのフェリーが、揺れる揺れる。
ものすごい揺れる。もう気持ち悪い、吐きそう。涼しいところに行きたい、湿気がないところに行きたい!
ふと向こうを見ると、香港島の風景がうっすら見える。めちゃくちゃ大気汚染ひどいじゃん…。
新鮮な空気がないということに気づいて、ますます体調が悪くなります!



到着後、私は公衆トイレで何度も吐くも、具合は一向に良くならず。
娘も眠くてぶちぎれそうなのに、あまりの暑さと湿度で全身ぐっしょり濡れて、眠るどころの状況じゃなさそう。
この不機嫌な娘をあやし、重いベビーカーを夫交代で押しながら、吐き気と戦って、何とか涼しい場所を目指す。
船着き場から大型ショッピングモールへ直結する通路が、永遠のように感じる…
泣きわめていた娘が急に静かになる。死んだのか?
恐る恐る確認すると、服の色が変わる位汗だくになりながら寝ていました。
しかしこのままだときっと暑くて起きるだろうし、急いで涼しい場所を目指して歩みを続けるしかない!
長い、辛い…こみあげる吐き気!

やっとの思いでショッピングモールの入り口にたどり着きます。
ふと渡り廊下の下を見ると、フィリピン人ナニーが鈴なりで、路上ピクニックをしていました。
これが噂のフィリピン人ピクニックか!
休日、雇い主の家族が遊びに行き留守で家から追い出され、でも特にお金もないし仲間と会うのに最適だからという理由で、みんなで路上に集まってピクニックをするという…。



さて、何とかして涼しいショッピングモールに入り込みます。あとはトイレに行ければ…!
しかしショッピングモールは迷宮!
買い物をさせるために、わざとわかりにくい作りにしているため一向にトイレが見つかりません!
もう少しだと思ってたのに、ここでまた迷うことになり、減り続ける私の体力。
やっとトイレを見つけて入ろうとしたら、そこにはフィリピン人ナニーの大行列。
マジか~…。
入り口には「買い物客以外利用禁止」と書いてあるが、まあ彼女たちは知るわけはないでしょう。
雇用主から追い出されてお金も別にないし公衆便所があるわけでもないし、こういうところを利用するしかないのは当然。
我慢してしばらく並んでると、中から激怒した中国人の掃除のおばちゃんが出てきました。
何やら広東語で怒りながらまくしたててるのですが、私には全くわからず。
私が入って確かめようとドアを開けると、めっちゃ怒鳴ってくる…。
何事かと思い、トイレの中を見ると、すっかり水浸しになっていた…。
ああ~もう使えないなこれ。すごすごと退散。

でも私の吐き気はいまだに収まらず。いったんこれは出すしかない!
折角並んだのにこれで、ますます体力を削られる私…。
やっとのことで次のトイレを見つけて、また並んで入ることに成功。
吐くものもないような感じになってたが、心が落ち着いたのか、吐き気はやみました。
しかし、恐ろしいほどの疲労感。
だめだ、これは座らないと。金は払う、払うから、高いところでも何でもいいから座らせてくれ…。
座れる店を目指して、再びショッピングモールの迷宮を歩き出す私たち。
母親もすっかりグロッキー。
しかし、行けども行けども喫茶店はないし、あっても空いてない…。もうだめだ…。
私は壁際によりかかるフィリピン人ナニーに混ざり、その場の床にへたり込む。だめだ、しばらく寝る…。

十分くらい気を失って目覚めると、お目目がパッチリ空いて可愛い顔になった娘が立っていた。
なんだそのすっきり顔は!でも寝て元気になって何よりです。
もうこれ以上喫茶店を探すのは無駄だ、それにもう空腹でエネルギーも切れて死にそう!

私たちは地下鉄に乗り、目的の飲茶店を目指します。飲茶の店は駅からやや遠め。
タクシーも捕まらないので、がたがた道を死ぬほど重いベビーカーを押しながら、見たこともない道を歩く…。
まとわりつく湿気と暑さ、永遠に感じる…。
余りのつらさに夫がぶち切れ始める。
わかるぞ夫よ。ワイら今、めっちゃ悪循環や!

何とかして飲茶店にたどり着き、突入。

エレベーターが使えず、階段で行く。こういう細かいところも地味に体力使うんだよ…。
ドアを開けたその先に広がっていたのは、ほぼ戦争状態の店内。

ぐえ~!この中を、この体力で、子連れで席取らなくちゃいけないの?
普段なら全然余裕なのに、今の我々には超つらい!
食べ終わって一息ついている人々の真後ろにたって、プレッシャーをかけ続ける。
四人席は空かないので、二人席でも何でもいい。まずは子供を座らせないと。
他の人も狙っている中、何とか空いた席を奪う。
そのあとすぐ隣の人も移動して、一卓を四人で占領することに成功。よかった~!
やっと座れてほっとしたのか、段々お腹が減ってきた。よし、食べるぞ~!

厨房の扉が開いて、飲茶ワゴンを押したおばちゃんが出てくる。
すぐさま私は席を立ち駆け寄り、ワゴンから取る。
牛肉そぼろ腸粉と、海老餃子と、小豆饅頭、湯葉巻き、鶏の足。他も色々。

この店のえび餃子は本当に美味しかった!
このレベルの味が、こんな雰囲気の店で気軽に味わえるとか、やっぱり香港人は天才!
湯葉巻きもおいしかった~
腸粉は普通でした。これよりおいしい店はいくらでもある。
全体的に美味しいのとそうでもないのとムラがあったけど、この値段だから全然良い。
雰囲気もローカルで良いし。全体的に良かったです!

ただ、母親は、超疲れている中連れてこられたのがこんな大変な店で始終ドン引き。
本来的にはこういうのも大丈夫な人なんだけど、ちょっと今回店の配置タイミング間違えたな…。
鶏の脚を、何故か夫が母親に無理やり食わせようとずっと振り続けてて、母親がすごい不愉快そうでワロタ。


2019年4月23日火曜日

釜山3歳児連れ旅行記その4(2019年2月)

3日目
起きてすぐホテルチェックアウト!

朝ごはんに、夫がカルグクスを食べてみたいというので、タクシーで西門のデジクッパ通りにある有名なキジャンソンカルグクスというお店へ。


カルグクス、別に釜山名物ではないからか、検索してもあんまり店が出てこなかったのですが、
ソウルで食べた時めちゃくちゃ美味しかったので、私の中のカルグクスというものの期待値は高い!

さて、出てきたカルグクスは、大変あっさりした味で、春菊が大量に乗っていました。

朝ごはんにちょうどよいな~!
そして手打ち平打ち麺の美味しいこと!やっぱりカルグクスって美味しいな~。
娘には辛い部分を避けて分けてあげました。

満腹だったけど、昨日食べたデジクッパが美味しかったので、ここに来て食べずに帰れるかということで、デジクッパ通りで一番有名だという、松亭3代目デジクッパという店へ。

昨日通りすがったときに行列ができていた店舗です!

日本語メニューも充実、お客に日本人も多く、店員さんもバリバリ日本語で接客してくれて大変楽ちんな店ではあったんだけど、
味の方は昨日の店のほうがずっと美味しかった…。

なんか、旨味調味料が過剰な感じ?豚骨一本でこんなにパンチの効いた味になるのかなあ、とちょっと疑問を覚えてしまいました。
昨日の店行かずに食べてたら美味しく感じたのかもしれないけど…。

その後、西門をちょっと散策してみたけど、やっぱりピンと来ず、そのままチャガルチ市場へタクシーでGO。
チャガルチ市場、超巨大でびっくりしました!
こんなに大きいなら、最終日じゃなくて二日目に来ておけば良かったと後悔。
建物が沢山あって、それら全部に個人がやっているお店が入っているとか。
きっとここもショバ代によって変わるんだろうな…。
路上販売は海風が強くてまじでつらそうでした。


とりあえず私は、建物の中にある海鮮市場へ。
入ってみるとなかなかの清潔感。海鮮市場なのに偉いな~!

店の数は無限!どこまでもずっと続いている。娘は水族館みたいだとテンション爆上げ!
「ふは、ふは、ふははははは!!」と笑いながらどこまでも歩いていってしまう…。
なんかよくわからないけど、喜んでもらえたようで何より…。

しかし、行っても行っても続いているのは壮観ではあるけれども、どの店も本当に本当に全部同じにしか見えないので困る…。
その場でさばいてもらおうと思ってたんだけど、選べない…。あと値段も書いてないから、言い値でぼったくられる気しかしないし…。
あまりにも決め手にかけるので、結局私が夫と軽くはぐれていた時に道を教えてくれた店に戻って食事をすることに。


その場でさばくところが見られるので、子供も興味津々。
焼いてもらったり調理してもらうのもできるけど、せっかくだからお刺身で。イシダイ、タコ、アワビ、ユムシをいただきます!

あくまで外国だし、私は妊婦なので、かなり控えめに…。
お金は交渉次第でもっと安くなる感じはしたけど、正直日本で食べるより全然安いから、値切りなどは特にしませんでした。面倒なんだもん…。
しかし、イシダイ、コリコリしてて最高に美味しかった~!
東京で食べる刺し身って新鮮さにかけるから、タイがコリコリしてないんですよね~。
食べるときは、赤いタレに付けて食べます。
最初コチュジャンかなと思ったけど、三倍酢でした!
醤油と刺し身も美味しいけれど、三倍酢につけてエゴマで巻いて食べるのも美味しい~~!大満足!


その後、外に出て、かもめが山程飛んでいる海辺の広場で子供を走らせます。
市場からの排水口に栄養がたっぷり含まれているのか、それとも暖かくて気持ちいいのか、
海への排水口にはたくさんの魚が固まってパクパクしていて、子供はそれを見るのも楽しかったみたい。

しかし、二月の海は寒くて、これ以上ここにいるのも限界なので、向こうに見えている超巨大ロッテマートを目指すことに。
入ってみると、ロッテマート、本当に信じられないほど巨大なことがわかる…。日本にはこの規模のデパート存在しないなあ。
財閥の力の凄さを目の当たりにした感じ…。
本当はいろいろ見たかったんだけど、私は残念ながら力尽きてしまったので、入り口にあるクリスピー・クリーム・ドーナツで休憩。
内部は、夫と子供だけで突撃していました。

結局このロッテマートでタイムアップ!
タクシーで空港に向かいます。
あわよくば空港で韓国コスメを追加購入しようと思ってたんだけど、免税店は韓国コスメなくて全然ダメでした!残念~。買い物は空港の前に済ませとくべきでしたね!
娘は韓国旅行かなり楽しかったみたいで、テンション上がりっぱなしの3日間で疲れ果ててしまったようで、空港で大の字になったりなんか面白いことになってましたが、行きと違って予定通りフライト!

大変楽しい旅行になりました~。またすぐにでも行きたい~~!



釜山3歳児連れ旅行記その1(2019年2月)
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釜山3歳児連れ旅行記その3(2019年2月)

2日目後編

釜山タワーに登った後、南浦洞という繁華街へ移動。
こっちのほうが西門より全然雰囲気良い・・・人も多くて盛り上がってる!

最初からこっちに宿取ればよかった~!

少し散歩して遅いお昼ご飯。お昼ご飯は「ケミチプ」という有名チェーン店で、釜山式ナッチポックン!
ナッチポックンは日本の韓国料理の店で食べたことあるんだけど、タコを激辛で炒めたやつ。
ただ、釜山式はそれと少し異なるようで。水分が多い鍋になっていて、それがすごい美味しいとか。期待大~~!

入店して注文すると、鍋と合わせて食べる用に、ご飯とバンチャンがズラッと机の上に並びます。

とりあえず、辛いものは食べられない娘のために、ご飯の上に海苔をふりかけて食べさせてみます。
そしたら大変美味しかった様子で、丼を抱え込んで一人で食べ始めてあっという間に完食…食欲!
慌てて私も自分の分のご飯を追加で頼みました
しかし、私もご飯の上に海苔をかけて食べてみたけど、確かに相当うまい。
韓国の海苔ふりかけってなんでこんなに美味しいんでしょうね!?
でも特にこの店は美味しかった!!


さて、私が注文したナッチポックンは、タコ、エビ、ホルモン入り!眼の前でグツグツ煮込まれます。
出来上がったら、ご飯の上に乗っけて混ぜる混ぜる!
おかずのニラキムチとかいろいろ入れて混ぜる混ぜる!
私好みの甘辛海鮮で、本当に最高でした…。
私が好きなものだけを好みの味付けをした料理!!
普通のナッチポックンより好きかも~!?

その後子供の接待をすべく、おもちゃが売っていそうな店に入ったのですが、
日本のおもちゃしか売ってなかったので、撤退。

朝から結構ハードに動いて疲れたので、タクシーを捕まえて即ホテルに戻り、昼寝と休憩タイム。
食べすぎで完全にお腹がきつかったので、ソルマック胃腸液を二人で投入!
こういうの、馬鹿にできないんですよ、結構効きます!

さて、少しは回復したので、今度は釜山と言ったらでお馴染みだという、ホルモン通りにタクシーで行くことに。
ホルモン通りは南浦洞のチャガルチ市場近辺。
途中でタクシーの運転手が急ブレーキを踏んでしまったため、娘が座席から転げ落ち、顔面を強打。鼻を切ってしまいました…。
タクシーの運転手はものすごく戸惑い、しかし通じる言葉もあるわけではないので、アイゴーを連発しながら(しまった的な意味?)、超申し訳なさそう。
なんか最終的に自分のカバンの中をガサガサ漁り、パンを見つけて娘にくれました。
気持ちは受け取りました!(なおこのパンすごい美味しかったです)

さて、ホルモン通りに到着したし、娘も普通に元気なので気を取り直します。
わたし、ホルモン大好き!
しかも韓国はホルモンの処理の仕方が日本とは桁違いにレベルが高いので、今回も絶対食べたかった!
しかし韓国のホルモンの処理レベルがあがったのは、戦時の占領下に、日本で穢れとされていた屠殺業をさせられ、
肉部分は日本人に回していて自分たちが食べるものがなくなったためという事情があるらしく、複雑な気持ちに…。
まあでもうまいものは勝利ですよね。ホルモン美味しいって最高でしかないよね。


ガイドブックと照らし合わせて、何件か見て回って、ここだと思って入ることにしたのは、「ペカヤンコプチャン」
正直入り口が完全に締め切られてて中が何も見えない、でも圧倒的に賑わっている感じがガラス越しから伝わってくる!


入ってみると、ちょっと今まで体験したことないレベルで煙が充満している、むせ返りそうな空間が広がっていました…。
煙の凄さにちょっと引くが、この熱気と人、うまそうな予感しかしなかったので、迷うことなく突入。
入るとあちこちのカウンターのおばちゃんたちから、ここに座れここに座れと言われます。
よくわからないので、適当に座りました。
あとから調べてみると、このお店、寄り合い店舗らしい。カウンターによって経営者が全部異なるとか。
だからどこのカウンターも客引きをしていたんだな~!
今までの店舗と違って日本語メニューもないので、他の人が食べてるものを指さして注文。
タレホルモン、塩ホルモン2種類。あとビールとコーラと水!


ものすごい狭いカウンターの中で、腰が曲がったおばちゃんたちが汗だくで炭を炊き、
ものすごい重い鍋や火鉢を持ち上げたり、冷蔵庫の中からホルモンを出して処理している様子を見ながら待つ。
これ、めちゃくちゃ重労働だな…。
そもそもホルモンを食べられるレベルまで処理すること自体が超大変なのに、それに加えて重いものを持って立ったり座ったり…。絶対火傷とかも凄そう。
ショバ代とか払うのも大変なんだろうな…。


さて、切られたホルモンが机の上に乗せられます。まずは塩味。
う~~ん、きれいだわあ!

ホルモンは店員さんが全部焼いてくれるので、こっちは決していじったりはせず、指示があるまで待つだけ!


ホルモンって焼き加減が正直自分ではよくわからないので、大変助かります。
次々と焼かれる塩ホルモン。ああ~~どう見ても美味しそうすぎるでしょこれは~~。


食べてみると、もう、本当に期待を裏切らない味。焼き加減も完璧。
もう本当に美味しすぎる!人生史上最高のホルモンだよこれは!
店の雰囲気と相まって、100点どころか200点!
娘にも食べさせようとしたけどまだ味には保守的な人間なので、一口も口にせず、ずっとYoutubeを見ていました。
娘は自分に合わない店に連れてかれると、すぐ察知してこのモードに入る…。
自分勝手な親ですまねえ~!でもうちはこういう家だから許してくれ~!
早く大きくなって辛いものとか内臓とか食べられるようになろうな!!!楽しいぞ!!!


続いてはタレ味。熱くて重い鉄鍋の上で煮詰めていきます。
これももちろん最高でした!

さて、娘になにか食べさせないと行けないのと、ご機嫌取りのため、その後はチャガルチから南浦洞散策。
カフェに入って娘の分の食事メニューを頼みます。
韓国のカフェメニュー結構巨大なのに、娘は結局これも全部食べました。食欲…。
「韓国とってもご飯が美味しい」とのこと。お口に合ってよかった~!

その後夫は娘を連れて夜市をぶらぶら、私は買うつもりなかったけどやっぱり目に入ると気になってしまったので、結局韓国コスメ漁り。
いればいるほど、このあたりに宿を取ればよかったと後悔。
本当は最初このあたりに宿をとってたんですけど、ドミトリーなことに気づいた夫がびっくりして変更したのです。
(私は全然ドミトリーで良いと思って取ったんだけど、夫はそういうの苦手だということを忘れていた)

韓国コスメ一時期激ハマりして全部それにしてて、すっかり最近は離れてしまっていたけど、やっぱり実際目で見ると超気持ち上がる…。
親と姉の分含めて、短時間ながら爆買い。楽しかった…。やっぱり韓国、買い物は醍醐味の一つだわ!
一方娘は、夫に夜市でおもちゃを買ってもらって嬉しそう。
Youtubeでよく見ている韓国のキャラクターがコンセプトのペット屋さんごっこのおもちゃを買ってもらったようです。


韓国、他にも娘が見てるYoutubeチャンネル、ピンキッズのおもちゃとかも売っていました。
ピンキッズ、外国の翻訳っぽいアニメだなと思ってみていたけど、韓国のものだとは知らなかった…
Youtubeや動画サイトを見ていると、世界中のコンテンツが見れるので楽しいし、旅行先でそのチャンネルのグッズを買えたりするの、すごい楽しいです。
グアムのときも、マイリトルポニーとか、バービーとか、ショップキンズのアイテムを買ったし。
世界と距離感が縮まっている感じがするので、私はついついYoutubeを見せてしまいますね…。
あたらしい文化!


釜山3歳児連れ旅行記その1(2019年2月)
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釜山3歳児連れ旅行記その2(2019年2月)
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釜山3歳児連れ旅行記その3(2019年2月)
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釜山3歳児連れ旅行記その4(2019年2月)


釜山3歳児連れ旅行記その2(2019年2月)

2日目前編

釜山といえばデジクッパ!豚骨スープの雑炊?です。
デジクッパは、西門地区のデジクッパ通りが美味しいとのことですが、
ホテルの近くにも美味しいところがあると記載されていたため、そこに記載されていた「本銭デジクッパ」へ。

行ってみるとすでに店の前は行列。全員韓国人。佇まいもなんとなく美味しそう。これは期待が持てるのでは~?


こちらの店のバンチャン、とっても美味しかった!白菜キムチもニラキムチも最高。
日本の韓国料理店だと小皿にチョコ~ッと乗ったのしか出てこないけど、本場で食べると美味しいのがいつももりもり食べられて嬉しい。


そしてお待ちかねのデジクッパ。
これは本当に美味しかった!豚の嫌なところの匂いが全部取り除いてある、とっても優しい白濁スープ。
牛骨ならこれくらいできると思っていたけど、豚でもこんなに澄んだ味にできるなんて。
余計な調味料が一切入ってなくて、ほんと、滋味深い!

これに机の上に乗ってる各種調味料とかバンチャンを加えて食べると、本当に最高!ご飯進みまくっちゃう。
ちなみに子供には私の分をわけ与えるつもりだったので二人前しか頼んでないのに、
無料で、わざわざ子供用に小さいクッパを用意してくれた。や、優しさ~~~!!


大満足の我々は、そのまま朝ごはん2軒目、ミルミョンのお店へ。
草梁ミルミョンというお店です。超有名店。


釜山では、そば粉を使った冷麺ではなくて、小麦粉で作ったミルミョンというのが名物らしいので、ぜひ食べてみたかったのです。
本当は1日目の昼に食べるつもりだったので、ここで無理にでもぶちこまないと行けないということで、突撃。
とは言っても、私はもはや食べられないので、頼んだのは夫一人。私はちょっといただくのみ。
最初は水ミルミョンを頼もうと思ってたけど、隣の人達みんなピビンミルミョンを頼んでたので、こちらが正解なのかな、と思って変更。

とっても食欲をそそる見た目!最高!
味はまあ冷麺を小麦粉に置き換えたんだなって感じで、特にそこまでの変化は感じられませんでした。
でも食べられて良かった~!

その後、腹ごなしに観光。一番近い繁華街、西門に行くべく、地下鉄で移動。
地下鉄商店街に並ぶお店で、娘に一足靴を買いました。韓国の靴ってかわいいよね。

親本位の旅行をするときは、こうやって時折ご機嫌取りのため、娘には何かを買ってあげることにしてあげています。
特に必ず買いたいものは、身につけるもの!
そうすると子供はこれを身につけるたびに、「これ、どこどこで買ったやつ!」と嬉しそうに思い出し、旅行というものへのイメージをアップさせていくのだ…。

西門についたものの、なんかいまいちピンと来ず。
デジクッパ通りだけは美味しそうで良いかなと思ったけど、カフェ通りも含めて、わざわざ来なくても良かったかな?と思ってしまいました。
なんか美容系のクリニックが多かったから、そういうのをしに来るところなのかな…?
せっかく来たので、ベビーカーでも入れそうで、子供も飲めそうなものがあるカフェに入って休憩。
広々とした店内で、とっても居心地が良いカフェでした。
韓国のカフェって長時間滞在を前提としたすごい良い空間が作られてるよね。
日本のドトールとかサンマルクとかの激狭文化も嫌いじゃないけど、韓国のカフェ好きなんだよな~。
娘は大人の手のひらくらいある巨大なチーズケーキを一人で全部平らげました。しょ、食欲…。



西門、いまいちピンと来なかったので、タクシーで南の海側の方に移動。
韓国のタクシー安いし、釜山はコンパクトですぐ端から端まで行けちゃうので、地下鉄使うよりタクシー使うほうがコスパ良い…。

まだお昼ご飯を食べられるほどお腹が空いていないので、釜山タワーに登って腹ごなしをすることにします。

タワーについて、エレベーターに乗っていたところ、娘がいつの間にか何かをもぐもぐ…。
何食べてるのかなとびっくりして見ると、隣にいたおばちゃんが、娘の口にお菓子をねじ込みまくっていました。
すごい…。子供好きなのは嬉しいけど、正直ちょっと怖い…。あと娘もくうなよ…。
展望台も含めて、とっても華奢で細いタワーなので、登っても景色をちょっと見る以外することなし!
でも景色は良かったので、登っても良かったな~と思いました。
橋の向こうに入港待ちの船が大量に止まっているのも、港街感があってよかったです!


上は狭くて何も展示できないからか、エレベーターで下に降りたところに、各種フォトジェニックスポットがもりもり用意されていました。
娘はタワーよりそっちに大興奮!楽しそうで何より。





釜山3歳児連れ旅行記その1(2019年2月)
http://kaminomajio.blogspot.com/2019/04/20192.html

釜山3歳児連れ旅行記その2(2019年2月)
http://kaminomajio.blogspot.com/2019/04/20192_23.html

釜山3歳児連れ旅行記その3(2019年2月)
http://kaminomajio.blogspot.com/2019/04/20192_30.html

釜山3歳児連れ旅行記その4(2019年2月)